【動画】ハス田で暮らすオオバン

ハス田の代表的な野鳥・オオバン。
ハス田に害を及ぼすとされていますが、実態の多くはまだ知られていません。
ハス田における実際の暮らしぶりをのぞいてみましょう。

日本野鳥の会(本部)の会員向け会誌「野鳥」において5月号から、当会・池野 進 会長による「シリーズ 農業と野鳥の共存を考える『ハス田の防鳥網にかかって死んでいる野鳥たち』」の連載がスタートしました(全7回予定)。

6月号では、オオバンの生態について取り上げています。

1. ハス田の益鳥としてのオオバン

子育ての期間中、葉につく害虫・アブラムシを食べるオオバンは、益鳥としての側面が大いにあります。

⇓【動画】 葉についた虫を食べるオオバン。

⇓【動画】 葉についた虫などを採食するオオバン。

⇓【動画】 オオバンは浮草やそこにつく虫をたくさん食べる。これのどこが害鳥なのか?

2. オオバンの巣作り

巣材に畦の泥を使って壊すと言われてきたオオバンですが、実際は枯れ草や水草を積み上げた「浮巣」で、泥は使いません。

 

オオバンは蓮の古い茎や葉等で巣を作る。

新芽を産座として使うこともあるが、この巣では見受けられない。

オオバンの巣は蓮の根本に枯れ葉を積み上げて作る。

この巣でも新芽は使われていない。

巣を作られるとレンコンが育たなくなると言うが、周りには新芽が伸びてきている。

これが育ち、巣を覆い隠す。

⇓【動画】 水中から巣材となる古いハスの茎を引っ張り上げる。

3. レンコンとオオバン

⇓【動画】 泥面に出たレンコンの残滓を食べるオオバン。泥に埋まったレンコンは食べない。

 

ハス田の防鳥ネットが開けっぱなしのままになっていると、中に入り込んだ野鳥が飛び上がって羅網被害に遭ってしまいます。

 

水路に橋をかけ、網はたくし上げて縛ったまま。

オオバンにここから入れと言っているようなものだ。