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今月号の巻頭言

会報 ひばり 2025年7月号 より

声・鳴き声を聴く

4月の役員会で、今後2年間、日本野鳥の会茨城県会長を再任で担当することになりました。よろしくお願いします。

まず各地で開催される探鳥会に参加して、そこならではの野鳥や参加者の皆さんと野鳥を楽しみたいと考えています。そして皆さんの声も聴いて、楽しい探鳥会になるよう、野鳥の命を守れるように役員そして会員の皆さんと進めていきたいと思います。

また毎月開催される役員会では野鳥情報や会員の動向、ホームページへの掲載事項、会報の内容などについても話し合っています。どなたでも役員会には参加できますので会づくりの声をお聞かせ下さい。

先日2025年1月に発売され、すでに6万部突破した動物言語学者 鈴木俊貴(としたか)著「僕には鳥の言葉がわかる」(小学館1700円)という本を一気に読みました。シジュウカラの鳴き声 シジュウカラ語を解き明かすまでの日々を描いたものです。シジュウカラの声の持つ意味にも興味もありましたが、野鳥の声を録音して、それを編集して、野鳥に聞かせて鳴き声の意味を考察するところに感激しました。

屋外でのヤブサメの声が聞こえなくなったがスマホでの声は聞こえる、ガビチョウとソウシチョウの鳴き声がよくわからない、バードコールでどんな声が出せるか、最近県北でもヒクイナの声が聴けるなど様々な鳴き声も楽しみたいものです。

日本野鳥の会茨城県
会長 矢吹 勉

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