トピックス

<ご案内>9月に山階芳麿賞記念シンポジウム

鳥学研究の発展と鳥類の保護活動に寄与された個人あるいは団体を顕彰する山階芳麿賞。
第23回山階芳麿賞につきまして、内藤靖彦博士(国立極地研究所名誉教授)に贈呈することを記念して朝日新聞社と共催で、下記の日程でシンポジウムが開催されます。
ご興味のある方は是非足をお運び下さい。

2024年9月21日(土) 第 23 回山階芳麿賞 記念シンポジウム
「超小型の記録計で動物の生活を探る〜バイオロギングの歩みと動物研究」

ペンギンなどの海鳥類をはじめ、ウミガメ類や、海産哺乳類など、潜水する生き物が、どんな深さにどのくらいの時間潜って、何をしているのかは、以前は知る方法がありませんでした。今回山階芳麿賞を受賞された内藤靖彦 国立極地研究所名誉教授と研究グループは、世界に先駆けて動物装着型の記録計を開発し、その後電子式の潜水記録計(データロガー)を開発して、これらの生き物の生態解明に大きな貢献をされました。現在バイオロギングと呼ばれるこの研究手法により幅広い分野で大きな研究の進展がみられたのです。シンポジウムでは内藤名誉教授と研究グループのメンバーに、バイオロギングの始まりから、現在の鳥類学における研究の広がりまで、わかりやすく紹介していただきます。

日 時:2024(令和 6)年 9 月 21 日(土)13:30〜16:00 (開場 12:30)

会 場:東京大学弥生講堂

〒113-8657 東京都文京区弥生 1-1-1 東京大学農学部内

(東京メトロ南北線東大前駅徒歩 1 分、東京メトロ千代田線根津駅徒歩 8 分)

参加費:無料

申込み:不要

定員:300 名(先着順)

内 容:
●講演

  • 「バイオロギングの始まりとゾウアザラシ、そして鳥類の生態解明へ」内藤靖彦(ないとう・やすひこ、国立極地研究所名誉教授)
  • 「ペンギン遊泳のダイナミックス」佐藤克文(さとう・かつふみ、東京大学大気海洋研究所教授)
  • 「バイオロギングによる海鳥研究の最前線」高橋晃周(たかはし・あきのり、国立極地研究所教授)

●質疑応答

内藤靖彦・佐藤克文・高橋晃周

主 催:公益財団法人 山階鳥類研究所
共 催:朝日新聞社
後 援:我孫子市(予定) 

関連記事

ページ上部へ戻る