- Home
- 洞峰公園探鳥会
洞峰公園探鳥会
期間中の投稿はありません。
都市公園なので遊歩道は整備され平坦で歩きやすい
洞峰公園は、洞峰沼とその周囲の遊歩道やレクリエーション施設を含む広範囲をさします。沼には冬季、カモ類などが渡来します。総数は少ないながら、種数が多いのが特徴です。近年、複数のトモエガモも見られます。コハクチョウがやってきた時期もありました(近くの乙戸沼と行き来していました)。
沼の東側にあるヨシ原のそばで耳を澄ませていると、シジュウカラ、エナガ、メジロなどが盛んに茎をつつく弾けた音が聞こえてきます。ヨシ原の奥のほう、湿った地面にはウグイスやアオジが動いているのが見えます。
夏は公園の外周遊歩道がオススメ。周回中のコゲラ、ヤマガラなどに出会えたり、近接の研究所構内に来たらしいサシバなどの声が聞こえます。なんといっても、木陰で歩きやすいです。
秋、タカの渡りの季節。上空を見ていると、かなり高空をサシバが渡っていくのが見えます。
洞峰公園の北に位置する筑波大学から南にある赤塚公園までは、長さ4.8kmの歩行者専用道路(ペデストリアンデッキ、通称:ペデ)があり、南北方向に細長い緑地帯が続いています。この緑地帯と並行に、東大通りや西大通りの街路樹が並び、実際はさらに長い緑地帯を形成しています。
春秋などに渡り鳥が通過していくのがよく見られますが、採餌や休息、飛ぶルートなどにこの緑地帯を利用していると思われます。過去にはアリスイが観察されたことがあり、春秋の移動の時期でした。
おすすめの時期は、10月、11月、12月、1月、2月です。
■観察できる野鳥
通年:林の小鳥類、カワセミ、カイツブリ、サギ類
春の渡りの時期:キビタキ、ビンズイ、アカゲラなど
秋の渡りの時期:サシバ、エゾビタキなど
冬:カモ類、ツグミ類、ジョウビタキ、ルリビタキ、アオジ、クロジ
更新日:2024/11/29
リーダーからのメッセージ
ゆるい起伏を繰り返す筑波・稲敷(いなしき)台地は、広大なアカマツ林に覆われ、大小の沼や湿地が点在し、人の住む里山からは少し奥まったところでした。1960年代以降、筑波研究学園都市として開発が進み、一番大きかった洞峰沼はその形を変え面積も小さくなりましたが、洞峰公園の中心として今も、訪れる人を楽しませてくれます。沼の西側に建つ「筑波新都市記念館」には、この地の歴史と公園設計に当たった当時の人々の思いが伝わる資料が展示されています。 1982年の第一回探鳥会以来、当会の定例探鳥会が開かれるようになり、都市公園ながらも洞峰公園ではこれまでに112種の野鳥が観察されています。
アクセス・マップ
地図の操作
- [+]で拡大、[-]で縮小できます
- 地図上でクリックしたままドラッグすると地図を動かすことができます
- 地図上に航空写真や地形を重ねて表示の切り替えができます
この地図は、Google社が提供するGoogle Maps API機能を利用しています。ご利用に当たり、Googleマップの利用規約に同意いただいたものとさせていただきます。
探鳥コース
コースの特徴
●洞峰公園の探鳥コース
╍ ╍ ╍ 赤色点線定例探鳥会で歩くコースです。洞峰沼に近い遊歩道と公園の外周路を組み合わせています。
╍ ╍ ╍ 緑色点線
夏と冬に限定で組み入れます。
━━━━ ピンク色実線
歩行者専用道路(ペデストリアンデッキ、通称:ペデ)、自転車もたくさん走っています。南に向かうと赤塚公園まで約1kmで、渡りの季節はおもしろい小径です。北に向かうと約3kmほどでTXつくば駅です。途中、大小の公園を通り抜けます。
- 駐車場は2箇所あります(いずれも有料)。
- 公園内の遊歩道は、ランニングや犬のお散歩の人なども利用します。周囲に気を配って譲り合ってください。
- ところどころにあずまややベンチがあります。
コースの説明
集合場所: | 洞峰公園北駐車場(有料) |
---|---|
駐車場: | 交通手段は、自家用車、またはバス。 |
コースの状況 : | 平坦な遊歩道 |
足元・靴など : |
|
コースの距離 : | 2km〜3km |
所 要 時 間 : | 約3時間 |
188 391 17*11 マップコードについて |
探鳥地の写真
Copyright © 日本野鳥の会 茨城県