小山ダム

県内最大の「ダム&ダム湖」の周回コースで探鳥

所在地 高萩市

“小山ダム” は高萩市横川地区の大北川に治水・用水供給などを目的に造られた多目的ダムで、堤体・ダム湖共に県内最大のダムです。
ダムから小山林道と県道22号経由しダム湖を周回しながら、道の両側の切通しの斜面や隣接する林の中など、至近距離で野鳥を観察することが出来ます。
「越冬期」は藪の多い切通しの斜面ではベニマシコ・ルリビタキ・カヤクグリを、開けた斜面ではカシラダカ・ジョウビタキ・ツグミ等を、見ることが出来ます。
アトリやマヒワは年によって飛来数にムラが有ります。運が良ければ、クマタカ・オオアカゲラなどに会えるかもしれません。
「繁殖期」はサンコウチョウ・クロツグミ・キビタキ・オオルリなどに出会えます。ダムの吐出口の天井に営巣するイワツバメが、繁殖後に大きな集団でダムの壁に集結するのは見応えがあります。
周回路では、稀にノウサギ、アナグマ、ムササビ・ホンドリス・等の野生動物に出会えます。イノシシは数が多いので要注意です。
冬期のアクセス路や観察路に凍結や積雪が発生すると、長期間解けずに残る場所が有り、訪問事前に天候情報を確認することが必要です。

小山ダム俯瞰
茨城県最大のダム[堤高:65M  堤長:462m]

更新日:2024/12/24

観察適期

観察適期を色分けで表示しています。

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

観察適期

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  • おすすめ

アクセス・マップ

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アクセス

【自家用車】
ダム管理事務所:マップコード 100 752 558*00

高萩ICを出て県道111号を左折。
関口交差点を直進し、[⇒小山ダム]の看板に従い、仙道坂のT字路を右折。
道なりに約4kmで「グリーンふるさとライン」との丁字路を右折。
道なりに約1km先で大北川を渡った交差点を左折。
目前に小山ダムの堤体を見ながら進んで坂道を上りきると、左側に駐車場が有ります。

観察できる野鳥

山野の小鳥

5~7月・・・観察コース:林道  観察ポイント:コース図ⒹⒺⒻエリヤ
ホトトギス・ツツドリ・サンコウチョウ・ツバメ・イワツバメ・クロツグミ・キビタキ・オオルリ・ミソサザイ・イカル

11~3月・・・観察コース:県道  観察ポイント:コース図ⒼⒶⒷエリヤ
マガモ・キンクロハジロ・オオバン・シロハラ・ツグミ・ルリビタキ・ジョウビタキ・カヤクグリ・ベニマシコ・カシラダカ・アオジ・クロジ・カワガラス・(アトリ)・(マヒワ)

通 年・・・フィールド全域
カイツブリ・アオバト・アオゲラ・アカゲラ・ヤマガラ・シジュウカラ・ウグイス・エナガ・メジロ・ホオジロ・カワラヒワ

探鳥コース

*地理院タイルをもとに日本野鳥の会茨城県 加工・作成

観察のための周回路は、緩い起伏のある舗装道路で、延長:約9kmです。
冬季、凍結箇所が発生します。積雪・凍結は長期に残るので、足元の準備が必要です。

[繁殖期]
主に「小山林道」で観察します。林道と水路の交わる周辺が観察ポイントになります。
小山林道は林業関係の大型車が通行するので、注意が必要です。

[越冬期]
主に「県道22号」で観察します。切通しの斜面や道沿いの広場が観察ポイントです。
ツーリング車や木材運搬車などの影響を受けるのが難点です。県道沿いの上空の開けた場所が猛禽ポイントになります。

注意事項

スニーカー

飲み物

トイレあり

駐車場あり

食事処あり

<アクセス>
自家用車になります。冬季は凍結箇所が長く残るので、冬用タイヤ着用が望ましい。
<防寒対策>
フィールドは、海抜約300mですが、湖畔を吹き抜ける風で想像以上には冷え込みます、十分な準備が必要です。
<食 堂>
土・日曜日のみの営業です。
<トイレ>
駐車場に有ります。周回路にはトイレは有りません
<注意!>
イノシシとの遭遇が増えています・・・要注意!です。
小山林道は、一般の車両の進入は禁止です。通行のためには許可が必要です。
県道や林道に接続する道は、殆んどが管理地や作業用の専用路で立ち入りはできません。

小山ダムで見られる鳥

(画像クリックで拡大表示)

クロツグミ

毎年5月に飛来し、Ⓔエリヤ等で繁殖します。

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ベニマシコ

毎年11月に飛来、フィールド全体に広がり越冬します。

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カヤクグリ

近年飛来数が減っていて、越冬ポイントが安定しなくなっています。

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クマタカ

尾根の高さで飛びだし、旋回しながら上空高く飛びます。

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オオアカゲラ

春は、樹高15m位の低い雑木林でも見られます。

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